Luminaria|再始動の光

LEO

少しずつ、また動き出している。
大きく何かを変えたわけじゃないし、はっきりした目標が見えたわけでもない。
ただ、止まっていた場所に、静かに体温が戻ってきている感じがする。

再始動という言葉には、どこか勢いがある。
「さあ始めよう」「もう一度立ち上がろう」と、背中を強く押す響きがある。
でも今の自分に必要なのは、そんな号令じゃない気がしている。

Luminariaの光は、前に進むためだけのものじゃない。
迷っているときに「ここにいても大丈夫だよ」と照らす光。
立ち止まっている時間そのものを、否定しないための光。

最近は、生活を整えることに多くの時間を使っている。
部屋を片付けたり、音を少し鳴らしてみたり、体調を気にかけたり。
外から見れば、何もしていないように見えるかもしれない。
それでも内側では、確実に何かが再接続されている感覚がある。

急がなくていい。
取り戻そうとしなくていい。
「ちゃんと戻らなきゃ」と思うほど、光は遠ざかる。

Luminariaは、励ますときも声を張り上げない。
ただ、そばにいて、静かに照らす。
それだけで、人は自分のタイミングを思い出せるから。

今日できたことが小さくてもいい。
何も形にならなくてもいい。
それでも、光は消えていない。

再始動は、始まりの宣言じゃなくて、
「もう一度、ここに戻ってきた」という確認なのかもしれない。

今は、それで十分だと思っている。

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