ある日、とあるきっかけで
心が優しく揺れたような気がした。
それはまるで、自分の中の深い場所を
そっと照らして、すぐに静けさの中に溶けていく光のようだった。
今はまだ、その光にふさわしい自分ではない気がして、
だからこそ、あわてずに整えていきたいと思った。
言葉よりも前に、気配のようにそこにあったもの。
そのあたたかさだけが、なぜかずっと残っている。
交差点は、ふとした拍子に重なるものだと思う。
はっきりした声ではなく
僕が整った時にその光と交わる日がくるのなら…
そのとき、少しだけ前を向いていられるように
一つずつ、確実に、歩んで行こう。
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